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Bruce Willis's blues
ブルース・ウィリスや他ハリウッド俳優、カルチャトーレをウォッチするBlogです。


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イタリアとユアン・マクレガー、そしてブルース・ウィリスとバカ映画をこよなく愛しています。
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[MOVIE][14] Si Può Fare(やればできるさ)
イタリア映画祭


> 法律によってイタリアで精神病院の全廃が進められていた1980年代のミラノ。
> 労働組合員のネッロは、革新的な考えのために疎まれ、元精神病患者たちがいる施設に左遷される。
> 精神病の知識は何もないが、元患者たちと平等に接するネッロ。
> 労働の尊厳を固く信じている彼は、元患者たちの背中を後押しして事業を立ち上げようとする。
> 一体となって困難を乗り越え、理想に向かっていく前向きな姿に励まされる実話を基にした喜劇。


日本では精神病患者(または知的障害者)はどう扱われているだろうか。
私に関して言えば、日常的に接する機会はなく、正直言えばたまに電車内で出会うと驚くことがある。
自分の言葉が通じるのかが判らず、迷惑行為をしていたとしても、私も周囲も注意しない。
恐らく、予測が出来なくて怖いのではないかと思う。
この映画は確か読売新聞が紹介していて知ったと記憶しているのだが、その記事によれば、この映画のネッロのモデルになった人物は「隠されているから怖いんだ。日常に交じってしまえば、自分たちと同じ人間だと判る」と言っていた。
それはその通りなのだろうと思う。

この映画の素晴らしいところは、これっぽっちも患者たちを美化していないところだ。
特に秀逸だと思うシーンを、配給のワーナーがYouTubeにアップしてくれているので(ワーナーすげぇな、ワーナー)張っておく。
字幕がないので判らないとは思うが、これがどういうシーンかというと、患者たちが性欲処理を訴えているシーンなのである。

安定剤により勃たなくなっていた彼らは、新しい治療法によって活動的になり、性欲も戻ってくる。
そして彼らは「自分たちに仕事を宛がったように、女を宛がえ」と主張し、ネッロたちは売春婦と契約を結び、彼らの性欲を処理することに成功するのだ。
特に、彼らの権利が果たされた後の彼らのハイテンション振りなど、童貞を捨てた経験のある殿方なら共感しまくっちゃうんじゃなかろうか。
というか、このシーンは劇中で一、二位を争う大爆笑シーンだった。
↓ご覧頂きたい


[シーン01]
セックスしたいと主張する皆様。
最初は「みんなでディスコに行って踊って発散しようぜ。友達が増えればそういう機会もできるかもしれない」とドクターが提案するのだが、「ディスコには麻薬があるからヤダ!」と却下される。
やがて、「自分たちに仕事を宛がったように、女を宛がえ」と提案が。

[シーン02]
売春婦と契約するネーロとドクター。
最初は「商売のジャマすんなコノヤロー」と怒られるが、提示した金額がワリと高額なので商談成立。

[シーン03]
浮かれてオシャレする面々。しかし、車に乗る頃には緊張は頂点へ。
「まるで戦争に行くみたいだ…」とネーロ氏。
ドクターは「歌でも歌おうぜ」というが…。

[シーン04]
売春婦の方とご対面。
「誰が最初のふたり?」
「みんな、頭が変なの?」
売春婦容赦なし。しかしプロです。完璧に仕事はこなしました。

[シーン05]
浮かれて大合唱。
ギアをセカンド以上に入れないドライバーも、浮かれてエンジン付加しまくりで、皆、大喜びです。


いや、ねぇ。こういう問題もあっけらかんと提示して笑いにしちゃうって、それだけ制作者側に理解があるからだと思うし、これに大笑いした観客を見るに、日本だって受け入れる土壌はあると思いました。
実際、精神患者や知的障害者の性処理って、どうなってるか考えたことありますか?
特に知的障害者に関しては、無垢な天使のようなイメージがあるから、想像できないのか、想像することを拒否しているのかわからないけれど、事実、あるんですよ。
現に、最近、大騒ぎになったのでご存知の方もいらっしゃるだろう。

養護学校の性教育判決について、読売がブログ以下であることについて

「七生養護学校・障碍児性教育」裁判をめぐる読売と産経の社説は報道機関失格

興味のある方は是非。


彼らには悲しいこともあった。
これからの不安もある。
でも、Si puo' fare!
やればできるさ。と、誰かが言ってくれる。
それだけで救われるのは、彼らだけだろうか?


こういう映画を配給するところに、ワーナーに、FOXにはない勢いを感じる。
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